親子で富士登山(2)実施編 須走ルート 2012年8月4日
ホントは短時間でも熟睡したかったんだけど、なかなか寝付けずに、ラジオの五輪中継聞いたり、スマホでなでしこの結果経過見ていたりしながらうつらうつら。
若干寝不足気味だけど、まぁ、必要十分な休養は取れたろう。
子どもたちはしっかり寝ていたし。
4時過ぎに起き出すと空はうっすらと明るくなり始め。
事前に天気予報で調べた通り好天に恵まれる。
さすがに標高2,000mまで来ると明け方はちょっと寒い。
明るくなり始める中4時半ごろに二人を起こす。
日の出を見せつつ、準備開始。
まずは朝食。
ゆうべ買ったおにぎり、家から持ってきたパン、豚汁カップ。
保温水等に入れ持ってきたお湯で豚汁を食べながら朝食。
その後着替えて準備完了。
上半身は各自3枚程度。
駐車場から一段降りて登山口へ。
まずはトイレ。
富士山はかつての垂れ流し時代の反省を踏まえ、各所のトイレがバイオトイレなど環境に配慮したトイレに改装。
維持管理の費用もかかるためすべて有料トイレだ。
一回200円。
須走口には2軒のお店がある。
登山客にシイタケ茶などを振る舞っている。
もちろんお土産で買ってもらうための試飲なのだが、ちょっと嬉しい。
須走ルートは最初、林の中を歩く。
意識的にゆっくり歩くようにしているが、一番元気な次男は先に行きがち。
長女は若干遅れがち。全行程でずっとそんな感じ。
やがて木々がまばらになり、視界が開けてくる。
眼下には雲、そして山中湖が。
雲はすべて僕らより下にあり、良すぎるくらいの晴天。
日差しがきつい。事前に必要な場所には全員日焼け止めを塗っておいて正解だ。
子どもたちは日本手ぬぐいを帽子の下から垂らし首の後ろを日差しから守る。
僕もタオルを首に巻いていたのだが、耳の後ろ辺りが無防備になっていた。
1時間15分ほどで最初の山小屋、六合目の長田山荘。
山小屋外の腰掛に座り、休憩10分ほど。
中間の登山道上での小休止は数知れず。
30分ほど登ると、本六合目の瀬戸館。なんだろうね、この「本」とか。
“元祖”とか“本家”とかと同じようなもんか。
休憩10分。高山病が一番怖いので、高度順応を考慮して休憩時間を長めに取る。
足元はそこそこに歩きやすい道。荒い礫岩が積み重なったような道。
僕がイメージしている“山道”とは趣が違ってくる。
45分ほどで七合目、大陽館。
ここではトイレも利用したので少し長めに休憩。20分ほど。
35分ほどで本七合目、見晴館。休憩10分。
登山道が細かめの砂礫になってきて歩きにくい。富士山は噴火でできた、というのが良くわかる。
40分ほどで八合目、下江戸屋。10分休憩。
この辺までは須走ルートのみの登山客で少なめだったが、次の本八合目あたりで団体客もいる吉田ルートと合流したので混雑してきた。登山道もときどき渋滞する。
20分ほどで本八合目、上江戸屋(胸突江戸屋)。10分休憩。
15分ほどで八号五勺、御来光館。10分休憩。
20分ほどで九号目。5分休憩。
九号目から頂上までの間は大勢の登山客で渋滞となっている。登山道の周りには死屍累々のように休んでいる人たち。40分ほどで頂上手前の鳥居と狛犬の所に到着。
遂に頂上。休憩含めてトータル6時間50分。
最大7時間と予想していたのでほぼ想定通り。
八合目からの大渋滞が無ければ正午前に到着できたな。
お札を一枚買いました。
下界は雲のじゅうたんです。
おせんべいの袋がパンパンです。
頂上から見た登山道。
「見ろ、人がゴミのようだ」byムスカ大佐
子どもたちも良く頑張りました。
うまく高度順応できたせいか、頭痛などの高山病の症状もなく、よかった。
とはいえ、お鉢巡りをしようと思うほどの体力は残っていなかったようで、剣が峰まで行こうとか、二人とも言い出さなかった。
多少風が強かったこと、徐々に雲が上がってきて午後少し崩れるかもしれなかったことなど、余計に1時間半かけてお鉢巡りをするにはちょっと辛かったので良かったかも。
子どもが行こうと言えば行くつもりではあったが。
とはいえ、噴火口は見ておかなくちゃ、ということで、こちらです。
ちなみに、補聴器はこの高度でも問題ありませんでした。
持ってきたおにぎりを食べ、飲み尽した水を3本購入し、充分に休憩したところで下山開始。
8合目まではブルドーザー道が下山道となっており、幅が広く、平ら。
といっても足元はふかふかした砂礫。
脚への負担は少ないが、靴に小石は入るは、ずるずる滑って転びそうになるはでそれなりに大変。
登りでは気にならなかったランニングシューズでの登山が、下りで多少つらくなってくる。
深めのトレッド、足首ぐらいまでのハイカット、厚く丈夫な底を持つ靴があったほうが、より良いことは確かだね。
今後も何度か山に行くつもりの人、より快適に富士登山したい人は、そこそこの登山靴を購入する方がいいと思う。
あと、スパッツはぜひ持って行った方がいい。
靴に石が入らない方が楽に決まってる。
古い靴下とガムテープで代用できるかと思ったが、下山時の前半で、もう、ダメだった。
購入すると結構するので手作りでもいいと思うけど、しっかりしたものがいい。
特に、須走ルートの下山はその名の通り、途中から砂走り。
ふかふかの砂礫を直線的に下りてくるのだが、靴の中が砂礫だらけで辛い辛い。
最初はピョンピョンと飛ぶように走り降りるのが楽しかったのだが、途中からはつま先が痛くなって断念。
次男の靴は、最初から壊れ気味で、どうせ富士山のあとで捨てるつもりであったのだが、靴底が見事にボロボロ。歩き方も良くなかったから余計にひどくなったね。
僕の靴は、クッションが少しへたったのでランニングには使わなくなった靴。
ボロボロにこそならなかったが砂埃まみれで、ひどい有様に。
スパッツの他に下山時に必要なのがマスク。
花粉症対策の使い捨てマスクで十分ですが、2枚くらい持って途中で取り替えた方がいい。
下山はトイレ休憩等も含めて3時間20分。
登りの半分で降りてきちゃう。
とはいえ、トータル10時間以上。
運動部所属の中学生とはいえ良く頑張った。
そう、僕も。
若干寝不足気味だけど、まぁ、必要十分な休養は取れたろう。
子どもたちはしっかり寝ていたし。
4時過ぎに起き出すと空はうっすらと明るくなり始め。
事前に天気予報で調べた通り好天に恵まれる。
さすがに標高2,000mまで来ると明け方はちょっと寒い。
明るくなり始める中4時半ごろに二人を起こす。
日の出を見せつつ、準備開始。
まずは朝食。
ゆうべ買ったおにぎり、家から持ってきたパン、豚汁カップ。
保温水等に入れ持ってきたお湯で豚汁を食べながら朝食。
その後着替えて準備完了。
上半身は各自3枚程度。
駐車場から一段降りて登山口へ。
まずはトイレ。
富士山はかつての垂れ流し時代の反省を踏まえ、各所のトイレがバイオトイレなど環境に配慮したトイレに改装。
維持管理の費用もかかるためすべて有料トイレだ。
一回200円。
須走口には2軒のお店がある。
登山客にシイタケ茶などを振る舞っている。
もちろんお土産で買ってもらうための試飲なのだが、ちょっと嬉しい。
須走ルートは最初、林の中を歩く。
意識的にゆっくり歩くようにしているが、一番元気な次男は先に行きがち。
長女は若干遅れがち。全行程でずっとそんな感じ。
やがて木々がまばらになり、視界が開けてくる。
眼下には雲、そして山中湖が。
雲はすべて僕らより下にあり、良すぎるくらいの晴天。
日差しがきつい。事前に必要な場所には全員日焼け止めを塗っておいて正解だ。
子どもたちは日本手ぬぐいを帽子の下から垂らし首の後ろを日差しから守る。
僕もタオルを首に巻いていたのだが、耳の後ろ辺りが無防備になっていた。
1時間15分ほどで最初の山小屋、六合目の長田山荘。
山小屋外の腰掛に座り、休憩10分ほど。
中間の登山道上での小休止は数知れず。
30分ほど登ると、本六合目の瀬戸館。なんだろうね、この「本」とか。
“元祖”とか“本家”とかと同じようなもんか。
休憩10分。高山病が一番怖いので、高度順応を考慮して休憩時間を長めに取る。
足元はそこそこに歩きやすい道。荒い礫岩が積み重なったような道。
僕がイメージしている“山道”とは趣が違ってくる。
45分ほどで七合目、大陽館。
ここではトイレも利用したので少し長めに休憩。20分ほど。
35分ほどで本七合目、見晴館。休憩10分。
登山道が細かめの砂礫になってきて歩きにくい。富士山は噴火でできた、というのが良くわかる。
40分ほどで八合目、下江戸屋。10分休憩。
この辺までは須走ルートのみの登山客で少なめだったが、次の本八合目あたりで団体客もいる吉田ルートと合流したので混雑してきた。登山道もときどき渋滞する。
20分ほどで本八合目、上江戸屋(胸突江戸屋)。10分休憩。
15分ほどで八号五勺、御来光館。10分休憩。
20分ほどで九号目。5分休憩。
九号目から頂上までの間は大勢の登山客で渋滞となっている。登山道の周りには死屍累々のように休んでいる人たち。40分ほどで頂上手前の鳥居と狛犬の所に到着。
遂に頂上。休憩含めてトータル6時間50分。
最大7時間と予想していたのでほぼ想定通り。
八合目からの大渋滞が無ければ正午前に到着できたな。
お札を一枚買いました。
下界は雲のじゅうたんです。
おせんべいの袋がパンパンです。
頂上から見た登山道。
「見ろ、人がゴミのようだ」byムスカ大佐
子どもたちも良く頑張りました。
うまく高度順応できたせいか、頭痛などの高山病の症状もなく、よかった。
とはいえ、お鉢巡りをしようと思うほどの体力は残っていなかったようで、剣が峰まで行こうとか、二人とも言い出さなかった。
多少風が強かったこと、徐々に雲が上がってきて午後少し崩れるかもしれなかったことなど、余計に1時間半かけてお鉢巡りをするにはちょっと辛かったので良かったかも。
子どもが行こうと言えば行くつもりではあったが。
とはいえ、噴火口は見ておかなくちゃ、ということで、こちらです。
ちなみに、補聴器はこの高度でも問題ありませんでした。
持ってきたおにぎりを食べ、飲み尽した水を3本購入し、充分に休憩したところで下山開始。
8合目まではブルドーザー道が下山道となっており、幅が広く、平ら。
といっても足元はふかふかした砂礫。
脚への負担は少ないが、靴に小石は入るは、ずるずる滑って転びそうになるはでそれなりに大変。
登りでは気にならなかったランニングシューズでの登山が、下りで多少つらくなってくる。
深めのトレッド、足首ぐらいまでのハイカット、厚く丈夫な底を持つ靴があったほうが、より良いことは確かだね。
今後も何度か山に行くつもりの人、より快適に富士登山したい人は、そこそこの登山靴を購入する方がいいと思う。
あと、スパッツはぜひ持って行った方がいい。
靴に石が入らない方が楽に決まってる。
古い靴下とガムテープで代用できるかと思ったが、下山時の前半で、もう、ダメだった。
購入すると結構するので手作りでもいいと思うけど、しっかりしたものがいい。
特に、須走ルートの下山はその名の通り、途中から砂走り。
ふかふかの砂礫を直線的に下りてくるのだが、靴の中が砂礫だらけで辛い辛い。
最初はピョンピョンと飛ぶように走り降りるのが楽しかったのだが、途中からはつま先が痛くなって断念。
次男の靴は、最初から壊れ気味で、どうせ富士山のあとで捨てるつもりであったのだが、靴底が見事にボロボロ。歩き方も良くなかったから余計にひどくなったね。
僕の靴は、クッションが少しへたったのでランニングには使わなくなった靴。
ボロボロにこそならなかったが砂埃まみれで、ひどい有様に。
スパッツの他に下山時に必要なのがマスク。
花粉症対策の使い捨てマスクで十分ですが、2枚くらい持って途中で取り替えた方がいい。
下山はトイレ休憩等も含めて3時間20分。
登りの半分で降りてきちゃう。
とはいえ、トータル10時間以上。
運動部所属の中学生とはいえ良く頑張った。
そう、僕も。
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