山中湖ロードレース、2011年5月29日 [ランニング]
レースについての記事はずいぶん久しぶりだ。
前のエントリでも書いたように、ゴールデンウィーク前に左ひざに痛風の症状が出て、ほとんど走れない状態が続いた。
この大会の2週間ぐらい前から、駅までのわずかな距離だが走り始めて、1週間前には10キロを走ってみた。
ゆっくりならそこそこ走れるようになったのだが、風呂に入る前に鏡を見ると明らかに左足が少し細い。
走れない分太ってはいけないと思い、節制をしていた結果、3キロほど体重が落ちたこともあるが、トレーニング不足による筋力低下は否めない。
しかも台風接近に伴って前線が活性化。
前日から雨模様。当日は確実に雨。
ちょっとモチベーション低下。
次男の参加する市民剣道大会が重なって(去年の日程から考えて、重ならないと思ってた)、雨の中、車無しで剣道具抱えての移動が困ったな、とかも考えていたので、少しだけ不参加も考えた。
結局、息子たちは、ご近所で一緒に参加する方に同乗させていただいた。
大会のホームページで開催を確認。
開催するからには、行かなきゃ、走らなきゃもったいない。
いろいろな不安を抱えながら深夜1時40分に自宅を車で出発。
ところどころ雨が激しかったり、霧が濃かったりする中央道を経て山中湖畔に4時着。
スタート地点に比較的近い駐車場に止め、仮眠。
さすがに、この時間だとまだ駐車場は余裕がある。
車内で寝袋にくるまって寝た。
朝6時半に起床して、受付へ。
既に雨。そこそこ強い雨。
ゼッケンをもらって車に戻り、着替え。
もう、どうせびしょ濡れになるのだからと、いつものような普通のパンツとハーフパンツではなく、水着に着替える。
腿の上部までの丈で厚手のものだからそんなに違和感はない。
上半身も冷え防止に夏用のラッシュガードを着て、その上にいつものジェフ千葉のユニフォームTシャツ。
帽子は必須。うっとうしそうだからサングラスは無し。
この状態でスタート30分前に車を出たのだが、雨の激しさと他の参加者の格好を見て考え直し、以前買ったASICSのビニールのポンチョをかぶる。
まあ、ただのビニール袋に腕と頭の出る穴があいているだけのヤツだ。
トイレにも言っておきたいのでスタート20分前に車から出る。
トイレを済ませて15分前にスタート地点に。
申告タイム順だからBブロック。
調子が調子だからBブロックより後ろに行こうかと思ったのだが、それはそれでまた迷惑と思いブロックの最後方に並ぶ。
この時点から、もうすごい雨。
気分が落ち込みがちなところだが、スタート地点のゴンドラから、DJケチャップとゲストの千葉真子のハイテンションな明るい声が響く。
スタート地点に並ぶランナーも一緒になって盛り上がり始める。
「こんな雨!そうそう無いよ―! たのしもうー!」
なんか、ちょっと楽しくなってきた。
号砲からスタート地点まではゾロゾロ歩き。
スタート地点からも周囲に合わせてゆっくり進む。
Bブロックだから周囲のペースが速いんじゃないか、ゆっくりだと邪魔になるんじゃないかと思っていたが、雨のせいもあってか、そうでもなかった。
とにかく序盤は、足は大丈夫かなぁ、膝は大丈夫かなぁ、と不安を抱えながらのラン。
2キロぐらい走ってみて、とりあえず痛いところは無いな、と思えたので無理のない程度に周囲に合わせたペースに。
引き続き雨は激しく降り続き、足元は大きな水たまりや、小さい川の様な流れになっているところも多数。
序盤は特に、周囲のランナーも多く、水たまりをよけながら走るため、接触に気をつけながら走る。
ペースは、とりあえず10キロまではこのまま行こうと考えていた。
そのあとに、トレーニング不足の足がどんな感じになるかで後半考えようと。
上からいくらでも水は降ってくるのだが、給水ポイントではしっかりとコップを取り給水。
このコースの名物なのだが、6キロ過ぎから8キロ手前まで結構な急坂がある。
俺の場合、こういうときには、より、すり足にして、より、歩幅を小さく、より、ピッチを上げることで対応している。
その後の下りも、後半の足を考えて無理のない程度のスピードで抑える。
下りきると、ホントの湖畔のコースに。
雨は降り続き、富士山も見えないが湖は見える。
風が無いのが救い。
去年は一周の方に参加したので13キロ過ぎにフィニッシュへの坂に向かったが、今年はその曲がり角を通過。
豪雨の中、コース上のほぼすべての地点に地元の方々の応援がある。
今回みたいな状況ではこういうのは非常に心強い。
記録を狙うわけでもなし、土砂降りの中、楽しんで走ることを心がけていることもあり、できるだけ声援に応えるようにした。
最後の6キロ。
微妙な上り下りがつらい。
もう少しスピードを上げたかったのだが、今回は無理だった。
最後の500mを迎え、湖畔の道路から左折、フィニッシュの山中湖中学校に向かう。
コース設定上仕方がないとはいえ、参加者に評判の悪いせまい急坂に、ハーフと一周のランナーが入り乱れている。
20キロ、13キロ走った後の最後の急坂に、ほぼ半数以上は歩いているような状態。
心が折れ掛けるが、
「あと少し、あと少し」
と自分に言い聞かせながら、走る。
フィニッシュ地点は、ほぼ“沼”。
「水たまりがある」程度の状態ではなく、校庭全域が水深2センチほどの沼。
公式記録はグロス1時間55分16秒、ネット1時間54分36秒。
「ハーフ壮年男子」のカテゴリーで、ほぼ3分の1の順位だった。
ブランクはあったがとにかく完走できた。
自分なりに力強く走れた。
膝も腕もその他も問題なし。
上出来と言えよう。
ただし、サービスのトン汁を食べ損ねた。
そのかわりというわけではないが、帰り道、「ふもとや」の吉田うどんを食べた。
帰り道といっても、自宅直行ではなく、同県内の奥の実家に寄るので、高速ではなく山越え。
さてさて、土砂降りの雨の中のランも、思いのほか楽しかった。
ただし、練習では絶対やらないが。
p.s. フィニッシュ後、メールをチェックしたら次男が準優勝してた。参加者10人だが…。
前のエントリでも書いたように、ゴールデンウィーク前に左ひざに痛風の症状が出て、ほとんど走れない状態が続いた。
この大会の2週間ぐらい前から、駅までのわずかな距離だが走り始めて、1週間前には10キロを走ってみた。
ゆっくりならそこそこ走れるようになったのだが、風呂に入る前に鏡を見ると明らかに左足が少し細い。
走れない分太ってはいけないと思い、節制をしていた結果、3キロほど体重が落ちたこともあるが、トレーニング不足による筋力低下は否めない。
しかも台風接近に伴って前線が活性化。
前日から雨模様。当日は確実に雨。
ちょっとモチベーション低下。
次男の参加する市民剣道大会が重なって(去年の日程から考えて、重ならないと思ってた)、雨の中、車無しで剣道具抱えての移動が困ったな、とかも考えていたので、少しだけ不参加も考えた。
結局、息子たちは、ご近所で一緒に参加する方に同乗させていただいた。
大会のホームページで開催を確認。
開催するからには、行かなきゃ、走らなきゃもったいない。
いろいろな不安を抱えながら深夜1時40分に自宅を車で出発。
ところどころ雨が激しかったり、霧が濃かったりする中央道を経て山中湖畔に4時着。
スタート地点に比較的近い駐車場に止め、仮眠。
さすがに、この時間だとまだ駐車場は余裕がある。
車内で寝袋にくるまって寝た。
朝6時半に起床して、受付へ。
既に雨。そこそこ強い雨。
ゼッケンをもらって車に戻り、着替え。
もう、どうせびしょ濡れになるのだからと、いつものような普通のパンツとハーフパンツではなく、水着に着替える。
腿の上部までの丈で厚手のものだからそんなに違和感はない。
上半身も冷え防止に夏用のラッシュガードを着て、その上にいつものジェフ千葉のユニフォームTシャツ。
帽子は必須。うっとうしそうだからサングラスは無し。
この状態でスタート30分前に車を出たのだが、雨の激しさと他の参加者の格好を見て考え直し、以前買ったASICSのビニールのポンチョをかぶる。
まあ、ただのビニール袋に腕と頭の出る穴があいているだけのヤツだ。
トイレにも言っておきたいのでスタート20分前に車から出る。
トイレを済ませて15分前にスタート地点に。
申告タイム順だからBブロック。
調子が調子だからBブロックより後ろに行こうかと思ったのだが、それはそれでまた迷惑と思いブロックの最後方に並ぶ。
この時点から、もうすごい雨。
気分が落ち込みがちなところだが、スタート地点のゴンドラから、DJケチャップとゲストの千葉真子のハイテンションな明るい声が響く。
スタート地点に並ぶランナーも一緒になって盛り上がり始める。
「こんな雨!そうそう無いよ―! たのしもうー!」
なんか、ちょっと楽しくなってきた。
号砲からスタート地点まではゾロゾロ歩き。
スタート地点からも周囲に合わせてゆっくり進む。
Bブロックだから周囲のペースが速いんじゃないか、ゆっくりだと邪魔になるんじゃないかと思っていたが、雨のせいもあってか、そうでもなかった。
とにかく序盤は、足は大丈夫かなぁ、膝は大丈夫かなぁ、と不安を抱えながらのラン。
2キロぐらい走ってみて、とりあえず痛いところは無いな、と思えたので無理のない程度に周囲に合わせたペースに。
引き続き雨は激しく降り続き、足元は大きな水たまりや、小さい川の様な流れになっているところも多数。
キロ | ラップタイム | 通算タイム |
1キロ | 6'01"49 | 6'01"49 |
2キロ | 5'34"04 | 11'35"53 |
3キロ | 5'13"80 | 16'49"33 |
4キロ | 5'15"33 | 22'04"66 |
5キロ | 5'17"11 | 27'21"77 |
序盤は特に、周囲のランナーも多く、水たまりをよけながら走るため、接触に気をつけながら走る。
ペースは、とりあえず10キロまではこのまま行こうと考えていた。
そのあとに、トレーニング不足の足がどんな感じになるかで後半考えようと。
上からいくらでも水は降ってくるのだが、給水ポイントではしっかりとコップを取り給水。
キロ | ラップタイム | 通算タイム |
6キロ | 5'20"14 | 32'41"91 |
7キロ | 5'26"34 | 38'08"25 |
8キロ | 5'27"06 | 43'35"31 |
9キロ | 5'00"65 | 48'35"96 |
10キロ | 5'26"48 | 54'02"44 |
このコースの名物なのだが、6キロ過ぎから8キロ手前まで結構な急坂がある。
俺の場合、こういうときには、より、すり足にして、より、歩幅を小さく、より、ピッチを上げることで対応している。
その後の下りも、後半の足を考えて無理のない程度のスピードで抑える。
下りきると、ホントの湖畔のコースに。
雨は降り続き、富士山も見えないが湖は見える。
風が無いのが救い。
キロ | ラップタイム | 通算タイム |
11キロ | 5'25"58 | 59'28"02 |
12キロ | 5'15"73 | 1:04'43" |
13キロ | 計測できず | 計測できず |
14キロ | 10'58"66 | 1:15'42" |
15キロ | 5'19"49 | 1:21'01" |
去年は一周の方に参加したので13キロ過ぎにフィニッシュへの坂に向かったが、今年はその曲がり角を通過。
豪雨の中、コース上のほぼすべての地点に地元の方々の応援がある。
今回みたいな状況ではこういうのは非常に心強い。
記録を狙うわけでもなし、土砂降りの中、楽しんで走ることを心がけていることもあり、できるだけ声援に応えるようにした。
キロ | ラップタイム | 通算タイム |
16キロ | 5'14"48 | 1:26'16" |
17キロ | 5'33"16 | 1:31'49" |
18キロ | 5'25"48 | 1:37'15" |
19キロ | 計測できず | 計測できず |
20キロ | 11'01"94 | 1:48'16" |
フィニッシュ | 6'21"92 | 1:54'38" |
最後の6キロ。
微妙な上り下りがつらい。
もう少しスピードを上げたかったのだが、今回は無理だった。
最後の500mを迎え、湖畔の道路から左折、フィニッシュの山中湖中学校に向かう。
コース設定上仕方がないとはいえ、参加者に評判の悪いせまい急坂に、ハーフと一周のランナーが入り乱れている。
20キロ、13キロ走った後の最後の急坂に、ほぼ半数以上は歩いているような状態。
心が折れ掛けるが、
「あと少し、あと少し」
と自分に言い聞かせながら、走る。
フィニッシュ地点は、ほぼ“沼”。
「水たまりがある」程度の状態ではなく、校庭全域が水深2センチほどの沼。
公式記録はグロス1時間55分16秒、ネット1時間54分36秒。
「ハーフ壮年男子」のカテゴリーで、ほぼ3分の1の順位だった。
ブランクはあったがとにかく完走できた。
自分なりに力強く走れた。
膝も腕もその他も問題なし。
上出来と言えよう。
ただし、サービスのトン汁を食べ損ねた。
そのかわりというわけではないが、帰り道、「ふもとや」の吉田うどんを食べた。
帰り道といっても、自宅直行ではなく、同県内の奥の実家に寄るので、高速ではなく山越え。
さてさて、土砂降りの雨の中のランも、思いのほか楽しかった。
ただし、練習では絶対やらないが。
p.s. フィニッシュ後、メールをチェックしたら次男が準優勝してた。参加者10人だが…。
2011-05-30 18:12
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