第27回白井梨マラソン 2012年9月30日 [ランニング]
2012-2013シーズンの開幕です。
「暑さ寒さも彼岸まで」のはずなのに…。
彼岸過ぎてやっと少し涼しくなってきたのに、台風が接近する前触れなのか、朝から暑い!
最高気温は30度近くになりそうだ。
(翌日調べでは千葉県北西部最高気温29度、湿度70%)
“天気晴朗なれど波高し”
ランニングには不向きな陽気。
朝八時に駅前からの無料バスで会場到着。
今年も中3の娘と中1の息子と3人で参加。
会場では“なし坊”と“かおりちゃん”がお出迎え。
10kmのスタートは10時35分なのでゆっくりと準備に取り掛かる。
娘は前日に学校の体育祭でリレーも走っていたりして疲労が残っているようで、ゆっくり走るといっている。
息子は毎日部活で走っていることもあり、自己記録を更新すると言っている。
さて僕は、というと、今年こそ市民・50歳以上の部でなんとか表彰台に乗りたいと思ってきたものの、ウェイトコントロールもいまいちで、スピードトレーニングもなかなかできずにここまで来ちゃった。
ましてやこの気温では40分を切るなんてことはとても無理。
過去の結果を見ると40分を切るぐらいでないと表彰台は難しいかもしれない。
という感じであきらめ半分なれど、せいぜい精一杯走ろうと心に決めた。
シューズは去年と同じアシックスのターサーゲイル2。
気温も高く、自分のペースも読めない感じだったので、当初のレースプランは去年の入賞者にできるだけ付いて行こう、と、ただそれだけ。
スタートラインに並ぶ中、いつものように去年の市民・50歳以上の部で1位のHさんが第一列に見えた。
この人は5キロの部にも参加して市民・40歳以上で3位に入っている。
ダブルヘッダーとなるこの大会では、10km単独の大会よりもいつもペースを落として走っている。
この人に付いて行ってみようと4列目くらいに位置してスタートを待つ。
10時35分、号砲一発。一斉にスタート。
Hさんの後方に位置して付いて行く。
とりあえずスタートからしばらくは問題なく付いて行けた。
今回は目標タイムも特に設定せず、とにかくできることをやろう、Hさんに付いて行こうというプランなのだが、暑い中5kmを走った後ということか、Hさんのペースが上がらず1km過ぎに僕が前に出てしまった。
こうなるとプラン変更。周囲の人に付いて行きながら、実績のあるHさんに追いつかれるまで頑張ろうということにした。
案の定3km過ぎで追い越された。
なんとか付いて行こうと思うものの暑さもあってペースを上げることができず、少しずつ離されていく。
しかしなんとか視界にとどめられる位置にいようとがんばり続ける。
暑くて苦しくて、何度もペースダウンしようと思ったけど、そのたびに
「もう少しだけ頑張ろう」
「せめてあと1km、なんとか行こう」
と思いながら走っていた。
ものすごく暑いのだが、給水所は例年通り。
5km手前と8km手前の2カ所しかない。
最初の給水所までにはかなりのどが渇いている。
とはいえ、走りながらではそんなに量は飲めないので、少し口に含み、あとは頭からかぶる。
給水所辺りからペースはどんどん落ちて行った。
誰かを抜くことはほとんどなく、常に誰かに抜かれる。
そのたびにその人に付いて行こうとするが、置いて行かれる。
また抜かれる>付いて行く>置いて行かれる>抜かれる>
の繰り返しだが、とにかくできる限りのことはしている。
この夏もあの炎天下に走ってきたじゃないか、と思いながら。
9kmの手前のきつい坂もなんとかこなし、最後の400mほどは競技場の中に戻ってくる。
ここで去年3位の方が横に並んできたのに気が付いた。
今の順位はわからないものの、去年と同じであればこの人が3位に上がる。
となれば僕は去年と同じ4位になる。
それはちょっと悔しいので、ここからが正念場。
一度抜かれたら順位を取り返すのが難しくなる。
可能な限りのペースアップをし、引き離しにかかる。
そのまま抜かれずにフィニッシュ。
記録証によれば42分47秒。
50歳以上全体の13位。
市民の部の順位はこれではまだわからない。
僕が走っている間に走り終えた息子が待っていてくれたが、精も根も付き果てて会場外の芝生に倒れこむ。
フィニッシュ後にもらったアミノバリューもあっという間に飲み干してしまったので、息子に、家から持ってきた水筒を取りに行ってもらう。
その間に表彰者の発表放送を聞きながら待つ。
10kmの市民・50歳以上の部はほぼ最後の発表。
「市民の部、10キロ50歳以上の部、第1位、三千X番Hさん、」
そりゃそうだ、引き離されたままだもの。
ああ、3番目ぐらいに入っていないかなぁ、無理だろうなぁ、このタイムじゃ。
と思っていたら
「第2位、三千Y番(僕の名前)さん」
おお?少なくとももう一人以上は僕の前にいると思ったのに、2位?!
何はともあれ、やった!!
念願の表彰台!
去年よりタイムは落ちたのに順位は上がった。
夏に逆戻りのこの蒸し暑さが僕には幸いだったようだ。
脂肪が分解して水分に替わるから、少し体脂肪が多めだったのがこれまた幸いだったのかもしれない。
水筒を持ってきてくれた息子に、今度は
「リュックにiPhoneあるから持ってきて」
「表彰式の写真撮って」
とお願い。
「梨をもらえたら車で迎えに行く」
と言ってた妻にメール。
表彰式も最後の最後、壇上に立ち、大会会長でもある市長から表彰状をもらう。
そして、賞品の梨1箱。
ついでになし坊と2ショット。
暑かったせいか、救急車は何回も来ていたし、ドクターヘリまで来ていたようだ。
上の写真の通り、Hさんも表彰式に現れなかった。
この蒸し暑さの中でもダブルヘッダーはさすがに身体にこたえたのであろうか。
大丈夫かな。
「暑さ寒さも彼岸まで」のはずなのに…。
彼岸過ぎてやっと少し涼しくなってきたのに、台風が接近する前触れなのか、朝から暑い!
最高気温は30度近くになりそうだ。
(翌日調べでは千葉県北西部最高気温29度、湿度70%)
“天気晴朗なれど波高し”
ランニングには不向きな陽気。
朝八時に駅前からの無料バスで会場到着。
今年も中3の娘と中1の息子と3人で参加。
会場では“なし坊”と“かおりちゃん”がお出迎え。
10kmのスタートは10時35分なのでゆっくりと準備に取り掛かる。
娘は前日に学校の体育祭でリレーも走っていたりして疲労が残っているようで、ゆっくり走るといっている。
息子は毎日部活で走っていることもあり、自己記録を更新すると言っている。
さて僕は、というと、今年こそ市民・50歳以上の部でなんとか表彰台に乗りたいと思ってきたものの、ウェイトコントロールもいまいちで、スピードトレーニングもなかなかできずにここまで来ちゃった。
ましてやこの気温では40分を切るなんてことはとても無理。
過去の結果を見ると40分を切るぐらいでないと表彰台は難しいかもしれない。
という感じであきらめ半分なれど、せいぜい精一杯走ろうと心に決めた。
シューズは去年と同じアシックスのターサーゲイル2。
気温も高く、自分のペースも読めない感じだったので、当初のレースプランは去年の入賞者にできるだけ付いて行こう、と、ただそれだけ。
スタートラインに並ぶ中、いつものように去年の市民・50歳以上の部で1位のHさんが第一列に見えた。
この人は5キロの部にも参加して市民・40歳以上で3位に入っている。
ダブルヘッダーとなるこの大会では、10km単独の大会よりもいつもペースを落として走っている。
この人に付いて行ってみようと4列目くらいに位置してスタートを待つ。
10時35分、号砲一発。一斉にスタート。
Hさんの後方に位置して付いて行く。
とりあえずスタートからしばらくは問題なく付いて行けた。
キロ | ラップタイム | 通算タイム |
1キロ | 3'50" | 3'50" |
2キロ | 4'03" | 7'53" |
3キロ | 4'07" | 12'00" |
4キロ | 4'07" | 16'07" |
5キロ | 4'16" | 20'23" |
今回は目標タイムも特に設定せず、とにかくできることをやろう、Hさんに付いて行こうというプランなのだが、暑い中5kmを走った後ということか、Hさんのペースが上がらず1km過ぎに僕が前に出てしまった。
こうなるとプラン変更。周囲の人に付いて行きながら、実績のあるHさんに追いつかれるまで頑張ろうということにした。
案の定3km過ぎで追い越された。
なんとか付いて行こうと思うものの暑さもあってペースを上げることができず、少しずつ離されていく。
しかしなんとか視界にとどめられる位置にいようとがんばり続ける。
暑くて苦しくて、何度もペースダウンしようと思ったけど、そのたびに
「もう少しだけ頑張ろう」
「せめてあと1km、なんとか行こう」
と思いながら走っていた。
ものすごく暑いのだが、給水所は例年通り。
5km手前と8km手前の2カ所しかない。
最初の給水所までにはかなりのどが渇いている。
とはいえ、走りながらではそんなに量は飲めないので、少し口に含み、あとは頭からかぶる。
キロ | ラップタイム | 通算タイム |
6キロ | 4'25" | 24'48" |
7キロ | 4'34" | 29'22" |
8キロ | 4'26" | 33'48" |
9キロ | 4'35" | 38'23" |
10キロ | 4'24" | 42'47" |
給水所辺りからペースはどんどん落ちて行った。
誰かを抜くことはほとんどなく、常に誰かに抜かれる。
そのたびにその人に付いて行こうとするが、置いて行かれる。
また抜かれる>付いて行く>置いて行かれる>抜かれる>
の繰り返しだが、とにかくできる限りのことはしている。
この夏もあの炎天下に走ってきたじゃないか、と思いながら。
9kmの手前のきつい坂もなんとかこなし、最後の400mほどは競技場の中に戻ってくる。
ここで去年3位の方が横に並んできたのに気が付いた。
今の順位はわからないものの、去年と同じであればこの人が3位に上がる。
となれば僕は去年と同じ4位になる。
それはちょっと悔しいので、ここからが正念場。
一度抜かれたら順位を取り返すのが難しくなる。
可能な限りのペースアップをし、引き離しにかかる。
そのまま抜かれずにフィニッシュ。
記録証によれば42分47秒。
50歳以上全体の13位。
市民の部の順位はこれではまだわからない。
僕が走っている間に走り終えた息子が待っていてくれたが、精も根も付き果てて会場外の芝生に倒れこむ。
フィニッシュ後にもらったアミノバリューもあっという間に飲み干してしまったので、息子に、家から持ってきた水筒を取りに行ってもらう。
その間に表彰者の発表放送を聞きながら待つ。
10kmの市民・50歳以上の部はほぼ最後の発表。
「市民の部、10キロ50歳以上の部、第1位、三千X番Hさん、」
そりゃそうだ、引き離されたままだもの。
ああ、3番目ぐらいに入っていないかなぁ、無理だろうなぁ、このタイムじゃ。
と思っていたら
「第2位、三千Y番(僕の名前)さん」
おお?少なくとももう一人以上は僕の前にいると思ったのに、2位?!
何はともあれ、やった!!
念願の表彰台!
去年よりタイムは落ちたのに順位は上がった。
夏に逆戻りのこの蒸し暑さが僕には幸いだったようだ。
脂肪が分解して水分に替わるから、少し体脂肪が多めだったのがこれまた幸いだったのかもしれない。
水筒を持ってきてくれた息子に、今度は
「リュックにiPhoneあるから持ってきて」
「表彰式の写真撮って」
とお願い。
「梨をもらえたら車で迎えに行く」
と言ってた妻にメール。
表彰式も最後の最後、壇上に立ち、大会会長でもある市長から表彰状をもらう。
そして、賞品の梨1箱。
ついでになし坊と2ショット。
暑かったせいか、救急車は何回も来ていたし、ドクターヘリまで来ていたようだ。
上の写真の通り、Hさんも表彰式に現れなかった。
この蒸し暑さの中でもダブルヘッダーはさすがに身体にこたえたのであろうか。
大丈夫かな。
白井市にようこそお越しくださいました。おめでとうございます。またお越しください。白井市障がい者支援センター
by ruy0810 (2012-10-02 08:20)