次男の剣道大会

長男は中学時代に厳しい剣道部にいたけど、高校に入ってやめた。
でも、中学で剣道２段まで取ったことは彼の財産になってくれると思う。

小五の次男が地元の剣友会に入ってやっている。
ときどき、行くのが嫌だと言ってごねるが、「剣道ガンバリシール」というのを
作ってやって、稽古に参加するたびに一枚あげる、と言ったら、なんとか行くようになっている。

１００枚溜まればゲームを買ってやるという約束。
週３回の稽古だから約９カ月くらいかかる計算。

今までは、とりわけ弱かったんだが、少し成長したようだ。

２月２６日の大会では、団体戦の大将としてはボロ負けしたものの、
（相手は強豪チーム。その大将に勝てるわけがない）
個人戦で日頃の成果を見せ始めてくれた。

一回戦は間合いから飛び込んでの面で二本勝ち。
気合も十分、よく前に出られていて、剣も振れていた。

二回戦は立合い飛び込んでの面で先制。
そのまま時間切れで一本勝ち。
よく前に出ていたのだが、少し剣が振れていなかった。

問題は三回戦。
今までの試合より身体の大きな相手。

まだまだ自分の剣道に自信が無いから、間合いに入れず、
踏み込めないから、剣が相手に届かない。
結局、その欠点を突かれて、抜き面一本と、不用意に前に出たところを
面一本で二本負け。

収穫は、負けて泣いたこと。

負けて悔しいということは、強くなろうという意志があること。
強くなろうという意志があるということは、稽古に精進して
自分の剣道に自信を付ける意志ができたということ・・・

であってくれたらいいな、と思う。

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